チャンピックスの効果

ツラい離脱症状からあなたを救い、タバコ嫌いにさせてくれるチャンピックス。
その作用機序をさらに詳しく見てみよう。

チャンピックスの主成分は「バレニクリン」というもの。この成分が脳内のα4β2ニコチン受容体というものに結合し、刺激作用・拮抗作用を示す。ニコチンがα4β2ニコチン受容体に結合していられる時間は、1時間から長くても4~5時間といわれている。

これに対してチャンピックスは、1度の服用で半日~24時間もの長きにわたってニコチン受容体を「占拠」する。だから1日2回の服用で、ニコチンとニコチン受容体の結合を徹底的に阻害するのである。

バレニクリンは、刺激作用でごく少量のドーパミンを放出する。このことから、「チャンピックスそのものに中毒性があるのでは?」と心配する人も多いが、この点については安全性が立証されているのでご心配には及ばない。

また、正式な薬効は承認されていないものの、バレニクリンがアルコール依存症に効果を示したという報告もある。チャンピックスは、まだまだ知られざる可能性を秘めた薬といえそうだ。